バカとテストと召喚獣にっ! 02問『僕と浴衣とお祭り騒ぎっ!』

明久は一級河川 三途の川(冥界)の横に立っていた。
辛うじて、彼が立っているのは『まだイケる』という方。しかし、向こう岸の『ダメな人』の方から雄二らが誘う――



明久と雄二は目覚める。

「よく覚えてないが、リアルに地獄を見た気がする」

世話してくれていた秀吉とムッツリーニも一安心。
明久と雄二がこうなったのは、ナンパに挑戦しバレてお仕置きされたためである。

「異性と一緒なのに、ナンパなんて失礼極まりない」
ごもっとも。
それだけで幸せなのだということを理解しなければ。

「でもその割には罰が軽いんだよねぇ」
「世間では、臨死体験は軽い罰とは言わんぞ」
うん(´・ω・`)

でもその常識が通じないのが明久と雄二。この程度では済まないと考える二人は、逃げることも考えたが、
「逃げるって何!?」

そこへ女性陣がやってきてしまう。
お仕置きにしに来たというわけではない。せっかくのお祭りだからとのことで、全員浴衣に着替えていた。

明久は浴衣姿の美波についつい見惚れてしまう。
それも仕方あるまい。着物は胸が小さくても格好がつくものなのだから(´・ω・`)
その価値はムッツリーニを使って実証することができる。愛子がチラッとやったならば、ムッツリーニはそれに即座に反応。その反応速度には恐れ入る。

「だが、これはこれでまんざらでもない……」

星が一つ流れる……


「雄二。私の浴衣……どう?」
「まあ、似合ってるんじゃないかー」
「じゃあ、…私と…結婚したい?」
「全然」
「じゃあ、…私と…婚約結びたい?」
「微塵も」
「じゃあ、…雄二」
「まっぴらだ!」
「…生きていたい?」
翔子は本当にかわいいなぁ(´・ω・`)

「雄二は本当に素直じゃない」
だよねー(´・ω・`)

「恋愛は手段を選んじゃいけないって、お母さんが言ってた」
素晴らしい教えでさぁ(´・ω・`)


それでは、そろそろお祭りへ。
一行は会場へと向かう。

賑やかなそこで最初に興味を持ったのはドネルケバブ。先ほどの罰で買って来させられることになるだろうと予想した明久はガックリ。しかし……

「アキくんも食べますか? 買ってきますよ」
え……?(´・ω・`)

意外な申し出。
まさか許してくれたわけではないだろうに……明久は疑心を抱きながらもドネルケバブを美味しく食す。
続いては瑞希が買ってきたたこ焼きを、あーんしてパクリ。
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もぐもぐ……(´・ω・`)
とそこで気付く。

「違うんだ姉さん! これは、不純異性交遊じゃなくて……!」

と言い訳しようとするも、玲は意に介さない様子。
ふむ……(´・ω・`)

美波は美波でわたあめを差し出してくる。
玲に目を向けても、笑顔を崩さぬ様子。警戒しながら食べてみても、玲は特に動く様子はない。

雄二も翔子とイチャイチャ。
焼きそば、お好み焼き、ラムネをもらっていた。

『良かった。雄二も許してもらえたんだ。やっぱりお祭りだもん。みんな怒ってばかりじゃなくて、楽しみたいよね』
うむ(´・ω・`)

カラーヒヨコもあるというここの祭り。
それはただヒヨコを塗っているだけだという。
ふむ……それはヒヨコにとってとても恐ろしいことなのだろう((((´;ω;`))))

ともかく、夏祭りは楽しい。
そんな中、楽しそうな催し物を発見する。

“第1回納涼ミス浴衣コンテスト”
町一番の夏美人を見つけ出そうというそれは実に興味深いもの。皆で行ってみないかというところで……

「いっそのことみんなで出場してみたら?」

明久のその一言が皆の空気を一変させる。

「いいですね」

とことで、女性陣はその案に賛成。しかし、男性陣にとっては不穏な流れで暗が立ちこめる……

「はい。出場しましょう」
もちろんのこと、

「―ここにいる全員で―」

「散開!!」

が、美波や翔子から逃げ切れるわけなどない。
すぐに捕まってしまう。

「昼間のナンパ」
「まさかとは思いますけど」
「あの程度で許されたなんて思ってないわよね?」
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ですよねー(´・ω・`)

往生際の悪い二人に、

「少しは男らしく覚悟を決めた土屋を見習いなさい!」
とんだとばっちりです(´・ω・`)


メイクは演劇の技術の一つ。とことで、秀吉は手加減できずに皆のメイクをこなした。
吉井秋子、土屋香美……はまだいいとして、洪雄麗(´・ω・`)

「俺なんか、女装の上に外国人って設定だぞ!」

巧みな設定と言えよう。
ちなみに、もちろんのこと秀吉も参加。前提のようなものですもの(´・ω・`)



【第2問】
以下の英文を訳しなさい。
『Although John tried to take the airplane for Japan with his wife's handmade lunch, he noticed that he forgot the passport on the way.』

姫路瑞希の答え
『ジョンは妻の手作り弁当を持って日本行きの飛行機に乗ろうとしたが、途中でパスポートを忘れていることに気がついた』
教師のコメント
はい正解です。


土屋康太の答え
『ジャンは――――――――――――――』
教師のコメント
ジョンです。


吉井明久の答え
『ジョンは手作りのパスポートで日本行きの飛行機に乗った』
教師のコメント
手作りパスポートという言葉の意味をもう一度よく考えてください。


ジャン……いや、ジョン……(´・ω・`)




第一回 納涼ミス浴衣コンテストが開催され、会場は大いに盛り上がる。
解説は、協賛及び審査員を務められる小畑がおこなう。

「どんな浴衣美人が現れるか、楽しみですね」
ですね(´・ω・`)

皆準備をととのえたのち、その場でどうしようかと考える。
もちろん、早々に負けて解放されるべきなのだが、男だとバラすのはマズイ。もしかしたら、観客の中に学園の関係者や知り合いがいるかもしれないのだから。

「もし誰かにバレてみろ。俺たちは女装趣味があるだけでなく、コンテストに出るほど自信があって露出癖のある、とてつもなく痛い男だということになっちまう…!」
「そんなことになったら、…僕の社会的信用がぁぁ~!」
「それは最初からないと思うがのぉ」
ですよねー(´・ω・`)

ともかく、明久達は女装をしているという事実を隠しながら予選に落ちるしかない。

「これは、俺たちの男を懸けた戦いだ!」

一丸となり、予選落ちを目指す……!

応援ありがとうございました。
第一部・完


新連載 第二部スタート!

とことで、まずはエントリーナンバー1番の秋子から。
登場した段階で観客からの評価は上々のようだ。さあ……どうするか。

名前は?
『顔は伏せよう、答えも出来るだけ小声で』
「は…はい。吉井秋子です」
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恥ずかしがり屋のご様子。

「清楚な感じで可愛いですね。これは高得点です」
順調な滑り出し(´・ω・`)

特技は?
『まるっきりウソを答えると追及されたときにバレる可能性がある……。真実を混ぜて話せば、本当っぽく聞こえるだろう』
「強いて言えば、料理です。パエリアとか、カルボナーラとか…」
『姉さんに料理は任せられないからね』

今時のお嬢さんにしては珍しい。それはやはり高ポイントに繋がるだろう。

彼氏はいますか?
「いませーん!」

その宣言に、観客は盛り上がる。
審査員の小畑さんは……
「携帯番号を教えてくれたら、おじさんがお小遣いをあげよう」
「はい。スポンサーでなければ張り倒していたところです」

今日の浴衣を着る上で気をつけたポイントは?
「あまり、体の線を出さないように…」
『男だとバレないようにね』
ふむ(´・ω・`)

小畑からの質問。
「下着をつけているかどうかを聞かせ願いたい!」
女物のことならば……
「そんなの、着けてませーん!」
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会場は大いに盛り上がる。

「驚くほどゲスな質問に答えていただいて、ありがとうございました」

秋子は実に高評価を得てその出番を終える。
続いて香美。

『……俺はツマラナイ回答で得点を下げる作戦で行く』

とことで、香美は素っ気ない返答続きで、会場のテンションを下げていく。
作戦通り。そんな中での質問。

「では、浴衣の他にはどのような服が好きですか?」
「チャイナドレスや着物やレースクイーンやチアリーダーやナースやキャビンアテンダントやファミレス店員や女性警官やレオタードやレディーススーツやセーラー服やブレザーや巫女やメイドやテニスウェアーなども素晴らしいと、あ、何でもありません…」

一気にテンションアップ。
クールな態度とは裏腹なコスプレ趣味の様子に、決勝進出は確実という手ごたえに。

「ナイス、オウンゴール」

とことで、続いては雄麗の番。

『ふっ、この体格なら、落選は間違いねぇ。俺だけ先抜けだ。悪いな明久』

しかし、小畑評は……

「素晴らしいですね。私は背の高い女性が、大好きなんです」
審査員がこの男であったのが運の尽き(´・ω・`)
雄麗の方へと近づいてくる。

「ハネムーンは、カンボジアなんかどうですか?」
イミフ(´・ω・`)

「友達からで構わない。一生大切にするぞー」

そんなところでカツラがとれ、雄二へと戻ってしまう。
しかし……

「君になら、何をされてもいい!」
ヲイ(´・ω・`)

「浮気は許さない」

苦難続き。
会場には翔子の雷が落ちる……――



心の傷を負った男性陣。
いろんな意味で忘れられない夏となってしまった。

彼らにとって幸いだったのは、翔子の怒りのスタンガンのお蔭で大会が中止になったこと。そして、情状酌量で許してもらえたことか。

気になるのは、もしあのまま続けていたら誰が優勝していたのかということ。
妥当な線を考えるならば秀吉だろうが、秋子もなかなかに捨てがたかった。それが個人的な感想(´・ω・`)
玲的には、

「アキくんの女装は見慣れてますから、他のお二方が新鮮で良かったです」
「ちょっと待って姉さん! 僕は女装なんてしないから!」
「何を言っているのですかアキくん。昨日の晩もスカートを穿いたではないですか。寝ている間に」
何やってんですか(´・ω・`)

「大丈夫。半分はウソですから」
どう半分や(´・ω・`)

「膝の上までしか穿かせてませんから」
なるほど(´・ω・`)

「業界用語では半ヌギです」
ふむ(´・ω・`)


ともかく、今日一日はバーベキューで締めくくる。
おいしく焼き上がっているようで何よりだ。

「私もお料理したかったんですが、明久くんが手伝わせてくれなくて…。包丁で怪我なんてしないのに」
『違うんだ姫路さん。包丁を使わなくても、人を殺めることができるのが問題なんだよ』
同意(´・ω・`)

美波はお料理対決を提案するが、それはとんでもなく余計なこと。

「でも、お料理の勝敗ってどうやって決まるんでしょう?」
『ノックアウトか、テクニカルノックアウトだと思う』
倒れるのは時間の問題……か。


全て食べ終えたものの、食べざかりの彼らにとっては少し足りぬところ。
そこで……

「そういえば…… 私、家で、マドレーヌを作って――」
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さあ現地調達をしよう!
とことで、男性陣は海へと入っていく。

ちなみに先ほどの瑞希の言葉の続き。

「マドレーヌを作ったんですけど、テーブルに置いたまま忘れてきちゃったんです」
あらん(´・ω・`)



帰り。
男性陣+秀吉は子供のように寝ていた。

「はしゃぎ過ぎて、疲れたんでしょう。楽しんでもらえて何よりです」

朝ごはんをすごい勢いで食べたかと思いきや、車に乗る前からふらふらしてすぐに寝てしまったという彼ら。
女性陣の分まで残さず食べてしまったようで、きっと物凄くお腹を空かせていたのだろう。まったくもう……

それは瑞希にとっては残念なところであった。なぜなら……

「みんながすぐに寝ちゃったお蔭で、せっかく作った朝食の感想を、訊けませんでした」
(((( ;゚Д゚))))



【第3問】
問 以下の問いに答えなさい。
学校に持って来てはいけないものをあげなさい。

姫路瑞希の答え
『漫画や、ゲーム機等の遊び道具』
教師のコメント
正解です。さすがですね、瑞希さん。
基本的に学校は勉強をするところですが、同時に、社会に出る前に生活態度を学ぶ所でもあります。
勉強さえできれば良いわけではなく、罰則を守って生活できる事も大切です。


吉井明久の答え
『おやつはバナナに入りますか?』
教師のコメント
そんなバナナ…とか言えばいいですか?


原文ママよ(´・ω・`)


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