花咲くいろは 17話『プール・オン・ザ・ヒル』

喜翆荘に、結名ちゃんがやってくる。その前に緒花が立ちはだかり、戻ったならば菜子ちが。
ならば残された道は窓しかない。結名ちゃんはそこから飛び降り……ショック吸収マットへ(´・ω・`)

OKテイクが出て、うへへへへ(*^ω^*)
とことで、これは撮影でしたのさ。



スイのもとに、縁と崇子がやってくる。

「持ってお行き」
スイはあるものを縁に渡す。



――少し前のこと。

電話が鳴り、それにスイが出た。
相手は皐月。

「おや、こないだ久々に戻って里心でもついちまったのかい?」

そんな冗談はともかく、皐月は単刀直入に言う。
映画の話が来ていることを確認し、
『まさか…受けてないわよね、その話? 受けちゃダメ』
「そのことは縁に任せてあるよ」

なんてこった。怪しいというのに。
それに、スイの一言さえあれば済むというのに。

「私は今回のことに、一切口出しするつもりはないよ」
それは曲げない。

「お前この旅館を継ぐ気はないかい?」

そう訊いてはみたものの、すぐにそれを自分で否定する。ここを継ぐのは縁だと。
その言葉が全てか。



縁はスイから受け取った判子を押し、契約を済ませていた。


旅館には一般客もおり、映画の撮影に感心。
でも先ほどの飛び下りたシーンにはさすがに驚いたご様子。

「でしたら、これからのはご覧にならない方がいいかも……」


とことで、続いて撮影されたのは緒花と結名ちゃんが撃たれるシーン。
それを傍から見ていた菜子ちは、今回の映画にちょっぴりと不安を感じ始めていた。

「企画書には、青春仲居モノって書いてあったな」
何その企画詐欺(´・ω・`)

今回の映画に組合の女将さん達は気に入らずにいた。
新しいことをやる時は皆不安になる。それは自分のことでなくても同じ。他人が新しいことに挑戦し成功したら羨ましいのだから。
そうは言っても、そんなにたくさん女将さんが出てくるシーンはないのだから仕方あるまい。
そこでふと緒花が思いつく。
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「そっか。女将さん達、慰安旅行で温泉へ…」
「それが全員ゾンビ化とか」
売れなさそー(´・ω・`)


今度は本格的な撮影だとのことで、撮影班は去っていく。

プール掃除も完了し、そこに水が満たされていく。
ここまではいろいろと順調。
青鷺も元気に飛ぶ……




鷺……ではなく、詐欺だったという。
そんな話が福屋でされていた。

喜翆荘では、縁が崇子に助けを求めていた。彼女も必死。しかし、轍夫からは今度のプロジェクトがなくなったというメールが一度会ったきりで連絡がつかなくなっていた。

「最初から怪しいと思ってたのよねー」
えー(´・ω・`)

しかし崇子はちゃんと言っていた。入金は急がず、安全を確認してからするようにと。

「とにかく、契約書の名前は縁さん。あなたなんですから」

確かに崇子が持ってきた話かもしれないが、それに乗ってサインしたのはやはり縁。
崇子に頼ってばかりのツケがきたとでもいうところだろう。


板場でも縁に関しての話が挙がっていた。

「あんな女の口車に乗って」
「滅多なことは言わない方がいい」
うむ(´・ω・`)

「そっか。伊佐美轍夫って、勇み足をして先人の轍を踏むって意味ですかね?」

うまく理解したつもりだろうが、徹のその言葉も言うべきものではない。
蓮二はそれを視線で教え、巴も死んだ魚のような目で徹に冷たく反応。

「大根の皮、剥いてきます」
微妙な雰囲気……(´・ω・`)

「私は、徹さんが空気読めないって知ってたし、空気読めなくても、板前はできると思う」

確かにそうかもしれないが、民ちは他人のことを心配する前にまず自分。技術力を上げなければ。



結名ちゃんは駆ける。
駆けて、喜翆荘へと駆けこむ。
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ハァハァ……(*´Д`)
走り疲れたマネをしただけだよ(´・ω・`)

結名ちゃんは福屋で話されたことの確認をしにやってきて、緒花はそれに明るく答える。映画に出たかったよねと。
喜翆荘が大変なことになってるのではと心配してきた結名ちゃんだが、そうでもなくてほっとしたとことで即帰ることに。

「あんまり知らないんだ…」

豆じいにぺこりし、福屋へ……



縁の携帯に、皐月から電話がかかってくる。

『これは独り言。伊佐美轍夫。これまでも二度ほど負債抱えて逃げて、業界からはじき出されたことあるみたい。多分お金はもう借金の返済とかに使っちゃてるだろうから取り返すのは難しいかも。関わっちゃった役者さんやスタッフは、これからしばらく大変かな。突然電話してごめんなさい』

独り言はそこまで。すぐに電話が切れる。
今度は皐月の携帯が鳴る。

『今更泣きごと言う気はないし、やろうとしたことは間違ってなかったって、今でも思ってる』
「そ。でも経営者は結果責任も負わなきゃならないわよね」
『そんなことは……』
「当然わかってると思うけど、従業員への責任、そしてお客さんへの責任もね」

それが当たり前。
でもま、誰だって何もかもが全てうまくいくわけがない。

『情報ありがとう。感謝してるよ、姉さん』
電話はそこまで。

「どういたしまして」
チュパチュパ(´・ω・`)



もう映画はなくなった。だけど、緒花はプール周りの掃除をしようとしていた。それが習慣と化しているからと。
菜子ちもそれをやろうとすると、豆じいがやってきて民ちも先に行ったという情報を教えてくれる。
彼女が行った理由も、緒花たちと同じ。

「映画のためじゃないもん」
うん(´・ω・`)



崇子は一度東京に行くといい、出ていこうとする。

「これ以上若旦那の相手をしてる暇はないんです!」

パートナーだと言う縁だったが、崇子の認識は違った。
あくまで崇子はアドバイザーなのだと。

でも契約書は二人で渡し、話しあいだって二人で……
そう言う縁に、崇子は言う。

「愚痴は、あのご自慢のお姉様にでも、お話になったらいかがです?」
「姉さんのことは……」
と、縁の手が動き、頬を叩く音が響く。
しかしそれは、縁が崇子を叩いたのではなく、崇子が縁を叩いた音。
反射で反撃とは、さすがだぜ(´・ω・`)

でもそれこそが崇子。
反撃のできる女なのだからと、縁は彼女の手を掴む。

「うぃーしゃるりたーん!」
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崇子に倣ったのかもしれないが、
「何でもかんでも横文字使えばいいってもんじゃないのよ」
「まさしく正論」
まさかの正論(´・ω・`)
巴が呆れ顔になるのも納得だ。

崇子は縁を振り切りプールへ。
縁はしつこく、彼女のもとへ……とそこで、バランスを崩してプールへ……!
というギリギリのところで、崇子がそれを止めようと必死に彼の服を掴む。それを緒花たちが物陰から見つめていた。
何この絵(´・ω・`)

「掴んでてほしいの、離してほしいの、どっち!? どっちなのよ!?」
「えーと……どっちにしようかな…」
ヲイ(´・ω・`)

結局縁はプールへ。
崇子もこれで終わるつもりはない。そう言い、縁に手を差し伸べる。しかし、それで縁が助け出されるのではなく崇子もプールへ。

今着ているのは勝負服なのだから弁償代は高くつく。
でも、それよりもまず縁は嬉しく感じていた。

「勝負服、着てくれてたんだ」

崇子は本気だった。
そのことを知り、彼女に感謝する。
しかしそういう短絡的なものの考え方が縁の良くないところで……

「ありがとう」
『え!?』
え?(´・ω・`)

まさかのトキメキ展開。それに緒花と菜子ちもちょっぴり頬を染め……民ちは(´・ω・`)
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でも確かに、崇子は何か……何かよくわからぬ感情を抱いていた。
これ以上は見ちゃダメ。とことで、緒花たちはその場を後にする。


スイがお外へ。
親みたいなことをしてみようと、彼女は歩き始める。

福屋にて喜翆荘の話をするジジババたちに、

「だって気持ちいいもーん」
と、結名ちゃん。
ちょっとの撮影でも楽しめた思い出を振り返る。

そんなところで、スイがやってくる。
今回の事の顛末が、スイの口から報告されることに。


旅館は前と変わらず営業。
そこへ、スイが帰ってくる。

「私の部屋においで」
と、縁を呼ぶ。


縁は自分の代わりに説明に言ってくれたことに感謝しつつ、崇子は悪くないことも告げておく。
でも彼女にはきっちりと責任を取ってもらうからそのつもりでいるようにとスイは言う。
ふぅ~(´・ω・`)

「そんなことより、お前が他人をこんなに庇えるようになっていたとはねぇ」

頑固なのか要領が悪いのかと、スイは昔のことを思い出す。
それはピアノ教室のことだろうと悟り、縁もその記憶を共有する。
高校の時に何か一つ楽器ができたら女の子にモテるだろうと考えた縁。だけど小学生の時はどれだけ勧めても頑として行かなかったとのこと。

縁は泳ぎもダメだった。それは今もそう。
皐月は優雅に泳いでいるというのに、縁は浮輪の中。
空を見上げ、自分はどれだけ不自由なのかと……


緒花のもとに、原稿ができたと次郎丸が駆け寄ってくる。
でも緒花はそちらに目もくれず、空を飛ぶ機体を見つめるのみ……




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