夏目友人帳 参 06話『人ならぬもの』

夕方。
夏祭りが近いためか、いか焼などの屋台が出ていてニャンコ先生ははしゃぐ。
夏目にいか焼を買うよう要求するも、ニャンコはイカを食べてはいけないが……

「アホ。ニャンコではない。中年からイカを取り上げる気か?」
抱っこしたくなくなるような言葉だ(´・ω・`)

結局いか焼を買ってあげることに。また太るぞこの猫……(´・ω・`)

必死で食らいついていたためか、ニャンコ先生はいか焼を階下に落としてしまい、それを追っていく。

「イカ待て! 中年の星ー!」
「中年の星ってなんだよ…」

夏目がもっともな呟きをしていたところで、浴衣姿の女性が通りがかり、少しだけ夏目とぶつかる。
ごめんなさいましと言うその女性が触れた場所には、血がついていた。
気付けばその女性はおらず、夏目は彼女が来た方向、血の跡を辿ってみることに。

その先は神社のお堂。
番傘が立てかけてあったその中を見てみると、そこでは何体かの妖怪が血を流し倒れていた。

「大丈夫か!?」

妖怪たちを気遣う夏目の背後に、気付けば人が立っていた。
そいつに首を絞められ危うい場面であったが、

「何してる。逃げるぞ!」

夏目はギリギリのところで救われ、その場を後にする。

助けてくれたのは被害に遭っていた妖怪か。夏目が来てくれたおかげで意識が戻ったようでお互いさまといったところであった。
妖怪とは言え、こうして女の人に抱えられて空を飛んでいるのはカッコ悪いと考える夏目。一方、羽が生えた女性妖怪の方は、抱えた夏目に重さと温かみを感じ……

「もしや、人間!?」
今更ッスか(´・ω・`)

「うわぁぁぁ!」

ビックリしたあまり、手を離してしまう。
当然夏目は地面に向かって落下するものの、その下には運よくニャンコ先生がいた。
オーライオーライしたのち、ニャンコ先生の上に落下。デブ猫になっていたお蔭で助かったか。



羽の妖怪はつい驚いてしまったことを夏目に謝罪し心配する。

「平気だ。幸い、とても柔らかいクッションの上に落ちたからな」
「コラ夏目。私はクッションではない」

やわらかニャンコ先生の言葉を聞き、羽の妖怪は目の前にいるのがあの友人帳の夏目であることに気付く。

「もっと、カッコいい感じだと思っていたのが…」
それは祖母です(´・ω・`)

ひょろくても夏目は夏目。とことで、羽の妖怪は夏目に力を貸していただけないかとお願いをする。
最近この辺りで、大きな傷を受け体中の血を奪われる妖者が続出しているという。彼女は襲っているのが何者なのか調べようと森を回っていたら、あのお堂に辿り着いたと。そして間もなく、夏目の首を絞めた何者かに気絶させられていたか。

仲間のためにもあれが何者であるか突き止めたいと考えていた彼女だが、手伝ってやる義理はないからとニャンコ先生は協力に反対する。
血を奪うような猟奇的な相手なのだ。へたに関わって塔子さんたちが巻き込まれたら……そのことを考慮したら、夏目も協力することを渋ってしまう。
羽の妖怪は夏目に青い顔をさせるつもりはなかった。人である夏目が関わる道理もないと自分で納得し、彼女はそのままこの夏目の部屋を後にしようとする。

「待て。お前の仲間はどうなった? 襲われて、無事だったのか?」

自分も大切な者たちを気にするから、夏目はそんな質問をしたのだろう。
羽の妖怪にとっても、仲間は家族のような者。

「せめて残った僅かな仲間だけでも、私は守らねばならない」

そう言って、彼女は去っていく。

自分もそうなのだ。
大切な者を守ろうとしている彼女をなんとか手伝ってあげたいという気持ちも、夏目の中にはもちろん生まれてくる。

「先生……」
「関わらないと決めたのだろ?」

関わるにしろ関わらないにしろ、夏目はいつものように浮かない顔を見せる。
いつもニヤニヤしていたレイコとは大違いだとな。
もはは(´・ω・`)

そんなところで、塔子さんから晩御飯のお知らせ。今行きます。
ニャンコ先生はそちらに向かいつつ、今回は関わらなくて正解だと言う。
人間の中には妖者の血を使って術を行う者がいるとのことで、今回の犯人は妖者とは限らないのだという。

夏目は首を絞められた際に相手の腕を引っ掻いた感触を思い出す。確かにそれは妖怪というより……
そこで名取の言葉を思い出す。

『君にとって大事なものは人か妖怪か。決めたらどうだ』

でも……



翌日。
夏目はすぐさまあの現場へと向かう。
ニャンコ先生は、珍しく関わらないと英断したはずの彼を止めようとするが、これは夏目の性分だから仕方あるまい。
夏目は付近の妖怪から話を聞いて情報収集をおこなう。
……って、ニャンコ先生、早速ぐっすり寝とるじゃないか(´・ω・`)

話を聞いていた中で、有力な情報を得る。
妖怪が血を奪われている現場を目撃したとのことで、それによると不気味な大きな黒い影が妖怪に襲いかかり、着物を着た者がそれをじっと見ていたという。

相手は恐らく人間。だとしたらどうしてそんなこと……と考えながら歩いていたところで、夏目は番傘をさしたある人とすれ違う。
ふと目の端に捉えたその人の腕には、引っ掻き傷があった。
偶然だろうか。昨日夏目が引っ掻いたのもあの辺りだったのだが……

「何だ今の奴は。すごく嫌なものを感じた」

ニャンコ先生がとてつもない警戒心を見せていた。
腕の引っ掻き傷だけではなく、番傘のこともある。夏目はすぐさま先ほどすれ違った男の後を追ってみることに。


その先。
昨日会った羽の妖怪が、不気味な大きな黒い影に襲われていた。

「やめろ!」

と言っても、夏目にそれを阻止しきるだけの力はない。
今度は邪魔した自分が狙われ危ないところで、ニャンコ先生が力を発してその影を退ける。
影が消えたその背後。

「へえ…。君は妖怪が見えるんですね。しかも、何やら面白いものを連れている」
そう言う此奴は何奴か。

「これは失礼。的場静司と申します」
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祓い屋の的場。妖者を祓うために、妖者を餌にしたりえげつない術を使うという此奴は“あの”的場一門の者。
夏目としては苦い思い出。それに関わる者が目の前にいた。

名乗るのはマズイと感じた夏目は自らを名乗らず、彼がやっていた事を問いつめようとする。

どこまで知っているのか。警戒する的場は、妖怪を使役し無理矢理話を聞きだそうと夏目に襲いかかる……!
が、ギリギリのところで夏目はまた羽の妖怪に救ってもらう。
彼女は手負いゆえ、さすがに夏目+αを持って飛ぶのは辛そうだった。

「とりあえずその…砂袋のようなものを捨てて」
「ニャンだとー!」
痩せましょう(´・ω・`)

そんなところで夏目の目の前に紙人形が飛んでくる。
ひらひらしたそれを目の前にしてくしゃみをしてしまった夏目。その反動により、羽の妖怪もろとも落下してしまう。
羽の妖怪の傷は深い。しばらく休ませないとというところであったが、そこに間もなく的場が使役する妖怪がやってきてしまう。
夏目はそれに追い詰められ万事休すというところ……!

「引きなさい! 的場に仕える者!」

目の前には名取がいた。
友人である夏目への無礼は許さないと、彼は立ち塞がり、妖怪共は去っていく。

柊は羽の妖怪の手当てをする。
深手を負ってはいるが、休んでいればすぐ良くなるとのことで一安心だ。

無事でよかったが、落ちたのは名取の紙人形のせい。砂袋のクッションがなければ危ないところだった……(´・ω・`)

名取がここにいるのは、的場がここらで動いていると聞きつけたため。
逆に夏目は、的場が妖怪の血を集めているから……夏目が行動していた理由はそれだけで充分。名取は夏目が変わっていないことを実感する。
名取はそんな夏目に協力してくれるという。

「いつも手伝ってもらっているからね。今回はこちらが手伝おう」
名取さん……(*´・ω・`*)

「ただで!? ただでいいんですよね!?」
え、あ、うん……(´・ω・`;)



羽の妖怪は柊に任せ、夏目と名取は今回の件を調べることにした。

的場は一門頭首。夏目はもっと渋い感じと思っていたが、意外と若いことに驚きを感じていた。とは言え、眼帯長髪番傘という痛い格好だが。
でもそれにもいろいろと理由はある。同じ祓い屋である名取は、なんとなくそれを理解していた。

明日までに名取が少し調べておくとのことで、夏目とニャンコ先生は今日はもう帰ることに。
それを見送りながら、名取は先日のことを思い出していた。

――名取のもとに、的場一門で秘書を務める七瀬がやってくる。
同じ祓い屋としての話をしつつ、互いの腹の探り合い。嫌な会話だ。

夏目がどこに住んでいるか訊いてくる七瀬だが、プライベートを洩らすわけにはいくまい。
とは言え、七瀬はあの街で頭首が調べ物をしていることを伝え、それを邪魔しないようにと忠告する。ボスは短気だからと――



夜。
寝ていた夏目は、喰われてしまえという呟きのもと目覚める。
夢かと思われたが、傍らにはちっこい何かがいた。ニャンコ先生はそれを叩き潰す。
それはニャンコ先生が昼間祓った紙面の妖怪の欠片。で、それは人が作った妖怪だという。
この紙の欠片も、夏目かニャンコ先生の力が移って動き出したのだろう。

『人が作った妖怪、だからだろうか。あの妖怪からは、悪意を感じた』



翌日。
柊のもとに行くも、名取はおらず。調べに行ったきりだという。
徹夜でそうまでしてくれるとは……

間もなく、名取が帰ってくる。
寝ていないのであれば少し休んだ方がいいと判断されるところであったが、

「平気さ。寝不足ごときで私の笑顔が翳ることはないから、安心してくれ」
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(´・ω・`)

徹夜明けのおかしなテンションともとれるし、いつも通りの発言にも思える。不思議なものだ(´・ω・`)


名取の調査によると、事件が起きた場所は西から東にだんだん移動しているのだという。
そのスタート地点の村へとやってきて聞きこみをすることに。

そんな中、ニャンコ先生は舞羽うどんという店を発見。そこで休憩しつつ、何か変な噂はないかと店員に訊くことに。

「おばけが出るところがあるとか、見慣れぬ変わった人がうろうろしているとか」
この人以外でね(´・ω・`)

そこで店員は、裏の宿屋に長髪で片目を隠した男がしばらく泊まっていることを挙げる。
いい成果だ。が、どうも簡単すぎて罠っぽい……
まあとりあえずその宿屋、谷洞屋へと向かうことに。

突然の土砂降りの中、そこに駆け込んで情報を得ようとする。
間もなくがけ崩れの情報が入り、帰れなくなった夏目と名取はそこに泊まっていくことに。


名取がなかなか部屋に帰って来ないとことで様子を見に行こうとする夏目だが、相手は的場であるからとニャンコ先生が様子を見に行くことに。

一人部屋に残された夏目。その時、窓の外から何か嫌な気を感じるが、そこには何もおらず。襖を開け隣の様子を探ると、そこでは窓が開いており……
夏目ー! うしろうしろー!

その窓から侵入してきた的場の式に、夏目は強制連行されてしまう。
彼女らは妖力が強い者の血を欲している様子であることから、先生や名取も危ない。そう感じつつ逃げた夏目は、曲がり角でぶつかってしまう。……的場と。
そしてそのまま、夏目は気絶させられる。


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