STEINS;GATE 19話『無限連鎖のアポトーシス』

AD 2010.08.15 20:03

明日もコミマに行くというまゆしぃ。二日目はあまり人も多くないからと、紅莉栖、そして凶真を誘うまゆしぃであったが……
凶真は暗い顔をし続け返事もせず。
まゆしぃがショボーン(´・ω・`)と落ち込んだのを見かね、紅莉栖は凶真を屋上へと呼ぶ。

帰ってからずっとムスッとした態度を見せていることについて注意する紅莉栖。まゆしぃが気を遣って話しているのがわからないのかと言うが、それは凶真にだってわかっている。

「でも、落ち着いていられるか…!」

明日のことを、凶真は知ってしまっている。

「今日は無事でも、明日!」

紅莉栖に説明するのは何度目だろうか。もう狂ってしまいそうなほどに話した気がする。でも話さないでいるわけにはいられない。凶真は紅莉栖にまゆしぃのことを説明する。恐らく明日死ぬであろうことを。

「初めは13日の夜だった。それが、Dメールを一つ取り消す度に、一日ずつ延びていって……」

この世界線内で助ける手段はないかもしれない。それでも凶真は明日のコミマについて行き、まゆしぃのその時を見届けようと考えていた。
それはとても辛いことだろう。しかし、凶真はそれでこの世界線での正確なデッドラインを知り、その上でもう一度タイムリープをしていろいろな手段を講じようと考えていた。

次に取り消すのは萌郁のDメール。内容は過去の自分に携帯の機種変をやめさせたというもので、今回のDメールは萌郁の携帯から送らねばならず、まずは彼女を捜さねばならない。だから……

「岡部はその人を捜して。 コミマにはあたしがついていく」

それはつまり、凶真がタイムリミットまでに萌郁を見つけメールを送らない限り、紅莉栖はまゆしぃの死に直面するということであるが、
「すぐに連絡する」

それから、何でも話してくれていいと。どんなことでもいつでも相談してと、紅莉栖は言ってくれる。

「忘れないで。あなたはどの世界線にいても、独りじゃない。あたしがいる」



翌朝8時頃。
凶真が萌郁の情報を得ようと“アークリライト”について検索していると、紅莉栖からメールが届く。

『すごい人だかり
想像以上だった( ̄Д ̄;;

たすけてorz』


凶真は萌郁のバイト先について調べているということを返信にて伝える。そしてそのアークリライトに連絡をする。
前に2,3日行ってやめたようだったが、彼女の住所を教えてもらうことに。


凶真が教えてもらった住所に向かうと、そこ……ハイツホワイト202室にはブルーシートが張られ、立ち入り禁止のテープも貼られていた。
そこにいる警官から話を聞いてみると、

「桐生…萌郁が、自殺……?」

それは間違いないようだった。
昨日の夜のことで……何故彼女が自殺したのかも含め、凶真は足元がふらつく。
でも今それよりも大事なのは、萌郁が死ぬ前にタイムリープすることで……
しかし、凶真は一時停止しなければならない。萌郁のDメールを送れないとわかったところですぐにタイムリープするのではなく、まゆしぃのデッドラインを正確に把握しなければ……


凶真はラボにて連絡を待つ。
すると19時52分。紅莉栖から悲報が告げられる。
紅莉栖もさぞ辛かったろう。

「すまなかった…」




AD 2010.08.11 17:36

紅莉栖は自分のプリンを食べられ、変な動きで憤りを露わにしていた。
画像

『忘れないで。あなたは独りじゃない』

その言葉を思い出し、凶真はまた紅莉栖に全てを説明する。
その後、凶真はハイツホワイトへと向かう。

202室。
萌郁がいるはずのその部屋をノックするも返事はない。それでも鍵はかかっておらず、凶真はゆっくりと入口の扉を開く。

部屋の奥には萌郁がいた。FBに返事を求め、
「なんで…? なんでメールくれないの…? お願い…。返事をちょうだい…」

凶真が話しかけても、彼女はそちらに目もくれない。
携帯を握りしめ、FBからのメールを切望していた。

FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB
FBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFBFB


携帯がある限り話を聞かない。そう判断した凶真は、萌郁から無理矢理携帯を取り上げようとする。しかし、彼女の執念深さも異常なもの。決してそれを離そうとしない。
でも凶真は萌郁への絶対に許せない怒りの感情があり……彼女を容赦なく殴り、蹴り、強引に携帯を奪取する。

すぐさま部屋の外に出て扉を塞ぐようにして立ち、紅莉栖に電話。Dメール設定の確認する。
部屋の中からは萌郁が狂乱。携帯を返せと騒いでいるため時間の猶予はない。凶真はすぐに機種変をすべきという内容のメールを準備する。

これで最後。これを送れば、まゆしぃは……
凶真は送信ボタンを送る。

……しかし、萌郁の激しい声はやまない。世界線は変わらなかった。
そこで改めて凶真は気付く。萌郁の携帯についての記憶……それを辿ってみると、いついかなる時も彼女のそれは同じだった。つまり、萌郁は機種変なんかしていなかった。

「直前に、別のメールを打って送ったんだ!」

それでも、この携帯には着信履歴が残っているはず。凶真はすぐにそれを探そうとするも、そこで萌郁の様子が変わる。
さらに激しさが増したところで、凶真は意を決して扉を開ける。そして、彼女にタックルし、抑えつけるという方針へと変える。

萌郁が騒ぎ過ぎたために、それをアパートの住人が注意しにやってくる。
このままではマズイ。そこで騒がれたならば万事休す。そう判断した凶真は、咄嗟に彼女の口を塞ぐ。
もちろん、両手は彼女を抑えつけるのに使ってしまっているため、目には目を、口には口を(´・ω・`)
見ようによっては強引に萌郁を襲っているようにも見えなくはなかったが、アパートの住人は最近のカップルだと思いこんでくれた。

彼女が去ったところ。凶真はガブリと唇を噛まれ、萌郁から顔を離す。

「どうしたら…………返してくれる……?」

そう言う彼女に、凶真はDメールのことを話す。
二週間前に未来の自分から奇妙なメールを受け取ったはず。その内容を教えれば返してやると言うが、彼女は凶真と目を合わせず、口を紡ぐ。

「IBN5100に…ラウンダーに関係することか?」

図星だろうか。ともかく、彼女は話そうとしない。それは、裏切らないという強い想いがあってのもの。FBのために彼女は何も話そうとはしない。
そんな萌郁に、凶真は真実を伝えてやる。

「そのFBとやらは、お前のことなんかどうでもいいらしい」

画像
萌郁はこのままFBに捨てられる。

「お前は裏切られたんだ。切り捨てられたんだよ!」
「違う! FBはそんな人じゃない!」

FBは自分を助けてくれたからと、彼女はFBを信じ続けようとする。
しかし、凶真が言っていることの理由はある。未来からきたメールが証明するように、凶真はタイムマシンを持っている。その彼が見たのだ。萌郁は四日後に萌郁が自殺をするという真実を。
FBから連絡なんて来やしない。萌郁は捨てられたのだ。そして死ぬのだ。この薄暗い空っぽの部屋で。

「まゆりを殺したお前は、ここで、独りで、捨てられて裏切られて、ゴミ屑みたいに!」

誰も助けに来ないまま命を断つ。
その事実を知ってしまい、それでも信じたくない萌郁は泣き出してしまう。

凶真は彼女の拘束を解き、メールを探る。
でも頭を抱え泣く萌郁を見て……

「悪かった」
と、言葉をかけてやる。


FBは萌郁にとって母親のような存在。そう言っていた彼女だが、実際の性別は知らないようだった。
会えばきっと幻滅されるからと、会ったことがなかった。その様子から察するに、電話すらしたこともなかったのだろう。それでもFBの言いなりになったのは、やはりFBが萌郁に居場所をくれたため。
居場所なんてそんなもの……萌郁が求めるのであれば、未来ガジェット研究所にもあったというのに……!

「バカだ、お前は……!」

着信履歴を探り、凶真はようやく見つける。レトロPCは柳林神社倉庫にあり、至急回収するようにと指示のあったメールを。

凶真はすぐさま紅莉栖に連絡をし直し、事情を伝える。
そして7月31日の午前11時頃に向けて、

『神社に行くなこれは罠だ
ブツはない!』


今度こそ。その想いをこめて、そのメールを送る。
……しかし、それでも世界線は変わらなかった。

萌郁を動かせるのはFBだけ。そう判断した凶真は、FBの携帯から萌郁へのメールを送ろうと動き出す。
その意思を萌郁に伝え……彼女はFBに利用されているとわかってもなお、FBに依存しようと考えていた。そうやって依存したまま、彼女は死んでいくのであろう。この世界線での萌郁の死は四日後。避けられはしない。
しかしそんなのは御免だと凶真は言う。

「俺は世界に抗う! まゆりを……必ず救ってみせる!」

それだけ言い、凶真は部屋を去っていき……

「コインロッカー…」

萌郁は呟き、IBN5100があるその場所を教えてくれる。


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