花咲くいろは 26話『花咲くいつか』

ぼんぼり祭りで、湯乃鷺には人が集まっていた。 「そうだ。望み札!」 緒花が心配するも、喜翆荘の皆はちゃんとそれを用意していた。 次郎丸は支える巴の持っている望み札に書かれた“貯蓄”という文字を見て言う。 「いろいろ、諦めるには早いんじゃないかな」 巴はそう言う次郎丸の左頬を思いっきり引っ張り、多大なるダメージを与える。 次郎丸の悲痛な声が、どれだけ痛いのかを感じさせて…

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花咲くいろは 25話『私の好きな喜翆荘』

ぼんぼり祭りに向けて、準備が進む。 緒花と結名ちゃんはその準備に参加する。 「そうだ。望み札に何書く?」 緒花はまだ決めていない。それは喜翆荘に関してどこか不安を感じているからかもしれない。それと同時に、ぼんぼり祭りの意味することに思いを馳せる。 小さい女の子の神様がぼんぼりで照らしてもらったお礼に、みんなの願い事を空へ持っていってくれる。 『湯乃鷺に来て、私、輝きたいって…

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花咲くいろは 24話『ラスボスは四十万スイ』

歩道橋上で遭遇した緒花と孝一。 緒花が逃げ出す前に、孝一は緒花のもとへ。ここにいる理由を問う。 『どうして……どうして、そんな……優しい目……』 孝一の優しい目を見て安心してか、緒花は泣き出してしまう。 公園のベンチ。 緒花は落ち着いたところで、コーンスープの粒の取り方についての話に触れる。 かつてその話をした時、孝一は水を入れて取り出すといった話をしていたのだが、そ…

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花咲くいろは 23話『夢のおとしまえ』

早朝。 緒花は民ちに声をかける。 「ここ、ホントになくなっちゃうのかなぁ? 私たちにできることって、なんかあるのかなぁ?」 しかし、返事がない。 下のベッドを覗いてみると料理用語辞典が残されてるだけで彼女はおらず。 「蓮さん、女将さんを説得してくれませんか」 蓮さんが言えばきっと考え直すこともあるだろう。そう考えての徹の提案であったが、 「早ぇもんだな」 …

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花咲くいろは 22話『決意の片思い』

素晴らしい朝。 まだ4時という時間ながらも、緒花と民ちは崇子に起こされる。 The early bird catches the worm. 早起きは三文の徳。 喜翆荘の普段の業務に加えて結婚式の準備があるという過剰な激務。それをこなすには睡眠時間を引いて行くのが妥当とのこと。やる気になられてもそれはそれで困るものだ。 緒花は民ちに話しかけるも、民ちはそれを無視。こちらも困った…

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花咲くいろは 21話『蘇る、死ね』

業務日誌 No.79 スイの前にはそれが置かれていた。 「そうかい、電六」 そうかい……(´・ω・`) 「えー! 結婚!?」 皆は驚く。 それもそのはず、縁と崇子が結婚するとのことだった。 この時期での結婚。金銭的には問題があるかもしれないが、二人には愛がある。式は挙げずに、二人で力を合わせて女将さんを助けようと考えていた。 「ね、崇子さん」 「そうね、…

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花咲くいろは 20話『愛・香林祭』

頭の中がどろどろどろどろ…… そんな中、菜子ちはふと目覚める。夢見心地が悪く苦しい…… そりゃそうよ、妹たちが密着しているのだから(´・ω・`) 緒花はアラームで目覚める。 その時にはもう民ちの姿はなく……その頃彼女は食料を調達していた。 蓮さんは雑誌を眺めていた。 個性派ダンディでキメたいのだろう。レザージャケットのページに釘付け。 緒花は着替えて板場を訪れる。 …

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花咲くいろは 19話『どろどろオムライス』

いつも通りの板場。そこに、菜子ちがやってくる。 鶴の間の献立が梅から竹に変更になったのを伝えに来たのと同時に、昨日藤の間のお客さんがお料理美味しかったと言っていたことを蓮さんに伝え…… 「今日も、剃り込みが素敵ですね!」 (´・ω・`) まあ積極的に変われたようで何よりだが、そのことは徹も気付いており、よく見てますねと民ちは嫉妬。 そんなところで電話。緒花から民子に用事とのこと…

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花咲くいろは 18話『人魚姫と貝殻ブラ』

押水家。 弟、妹がお腹すいたと菜子ちに訴える。久々に早く仕事を上がれた菜子ちだが、兄弟達の世話等で大忙し。それでも大変なことばかりではなく、妹をからかいつつそれなりにエンジョイしていた。 両親は机に教育の書物等を広げ、教育に関して議論。 そんな彼らに、菜子ちは食事の前に着替えるように、また机を片付けるようにと言う。 菜子がいれば安泰だと言う二人は、教育の前にもっとちゃんと子育てについ…

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花咲くいろは 17話『プール・オン・ザ・ヒル』

喜翆荘に、結名ちゃんがやってくる。その前に緒花が立ちはだかり、戻ったならば菜子ちが。 ならば残された道は窓しかない。結名ちゃんはそこから飛び降り……ショック吸収マットへ(´・ω・`) OKテイクが出て、うへへへへ(*^ω^*) とことで、これは撮影でしたのさ。 スイのもとに、縁と崇子がやってくる。 「持ってお行き」 スイはあるものを縁に渡す。 ――少…

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花咲くいろは 16話『あの空、この空』

縁はとある男と同乗しある場所へとやってくる。 そこには湯乃鷺シーラスのバスが多数やってきて、そこの好調さが窺える。 湯乃鷺温泉対策会。 定期的に開かれているであろうそれに参加させてもらった緒花たちは、若い人としての貴重な意見を求められる。温泉旅館にどんなものを求めているかというそれに、緒花が答える。 「とにかく安くて、好きなものがいっぱい食べられる温泉旅館がいいと思います」 …

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花咲くいろは 15話『マメ、のち、晴れ』

仲居のバイトが同時に複数人やめたことにより、絶対的に人手が足りなくなっていた。 組合や知り合いに当たってなんとか対応しようと事務所で話し合っていたところ、緒花がその部屋の扉をノックし入る。 「私、手伝います!」 喜翆荘で仲居をやっているからと、そう申し出るものの、今の緒花はお客様。その手を煩わせるわけにはいくまい。せっかくの修学旅行なのだから、どうか楽しい思い出を作って下さいと言わ…

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花咲くいろは 14話『これが私の生きる道』

夏。 夏と言えば海。 海と言えば水着。 しかし、民ちは焼きたくないからと泳ごうとはせず、かわいい水着も披露せず。 でもなんか納得できるところがある。徹以外に見せたくないとか。 「ホビロン!」 緒花は本当に空気を読む努力をしているのだろうか(´・ω・`) ともかく、結名ちゃんは惜しげもなく水着姿を披露してくれてるからそれでいっか(*´ω`*) ちなみに、これは修学旅…

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花咲くいろは 13話『四十万の女 ~傷心MIX~』

朝。 巴は電話を受け、相手はもう駅前に来ているのであることを皆に知らせる。 「ヤバいよ来るよ来る!」 「お、落ち、落ち…」 落ち着け(´・ω・`) 「今度のお客は菜子。お前が担当するんだ」 「えっ!?」 まさかのご指名に菜子ちビックリ。 巴を贔屓にするお客もやってくるとことで、仕方なく感じられるところ。 しかし、それならば血のつながりのある緒花がいいのではという次郎…

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花咲くいろは 12話『じゃあな。』

徹たちはあの雑誌記事が緒花の母親によるものだったことを知る。 「ごめんなさい」 そう謝るものも、緒花のせいではない。 湯乃鷺全体の危機が緒花一人のせいであるはずないのだし。 宿。 民ちがベッドで眠り、徹は椅子で。しかしやはり疲れはとれないだろう。ふとベッドを確認してみると、そこには緒花の姿がなかった。 徹は眠れずにいる緒花のもとへと向かい話す。 「徹さんて、…

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花咲くいろは 11話『夜に吼える』

緒花、菜子ち、民ちの3人は件の旅行情報誌を発見。ドキドキしつつ、その中身を拝見しようとする。 そこに載っていた評価は…… 「5点満点……!」 「違う。10点満点中、5点」 (´・ω・`) その評価の話はすぐに喜翆荘中に知れ渡り、縁はすぐに崇子に連絡をしようと、悲しみと共に飛び出していく。 「レトロと言えば聞こえはいいが、時代錯誤な感は否めず、食事も十年一日の如き退屈なもの…

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花咲くいろは 10話『微熱』

朝。 民ちが起きた頃にはいつものように緒花の姿はなく。彼女はハァハァしていた。 そしてついに倒れてしまう。 ここのところ、緒花はすごい早起きであった。 菜子ちが来るともう玄関の掃除が終わってるくらいで、その毎日率先しての掃除が祟ってか、渡り廊下で倒れてしまった。 「とにかく、しばらく寝かせとこう」 とことで、皆はそれぞれの仕事へと戻っていく。 「どうだった。あいつ」…

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花咲くいろは 09話『喜翆荘の一番長い日』

結婚式場。 宴もたけなわとなってきたところで、新婦のご友人の方々によるパフォーマンスとことで、とある扉が開かれる。 そこにいたのは……緒花であった(´・ω・`) どうせだから、会場に目を凝らして徹を探す緒花であったが、ここにはおらず。 「お邪魔しました!」 次の会場。 受付で訊いてみるもわからず……やはり自力で探すのが一番。とことで走り回って探してみるも、その格好のせいも…

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花咲くいろは 08話『走り出す』

緒花は福屋へとやってくる。 今回は沖縄弁な結名ちゃんに回覧板を渡し、それを置いてくる彼女を待つ間に緒花は近くにあった温泉雑誌を読む。 戻ってきた緒花によると、この雑誌の次の号で湯乃鷺温泉が特集されるのだという。もちろん覆面調査ランキングがあり、緒花は気合を入れ直す。 「どうしよーう、もし取材が来て私の写真が載っちゃったらー。美容院行っといた方がいいかな」 そのままでも充分。 …

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花咲くいろは 07話『喜翆戦線異状なし』

早朝。 巴のもとに母親から電話がかかってくる。 お見合いをするとのことで、高校の時の友達の中で結婚をしていないこともバレバレであった。 喜翆荘で学生を雇っていることもバレバレ。さすがご近所ネットワークだ。 巴はいつものように喜翆荘へと向かうが…… 『このまま仕事続ける意味あるのかしらねぇ…?』 緒花たちは学校へ向かう。 巴はその姿を見て言葉を漏らす。 …

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花咲くいろは 06話『Nothing Venture Nothing Win』

「はい先月分」 菜子ちに給料が手渡される。 それと同様に、緒花も仕事なりの給料をいただく。 早速それを確認してみると、そこには諭吉が2人潜んでいた。 みんち、なこち、ゆきち(´・ω・`) 住みこみだから、家賃や食事代も引かれている。 すかさずそうフォローする菜子ちであったが、緒花は感動している様子であった。 今まではどう頑張っても年齢×500円=8000円だったのだから。 …

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花咲くいろは 05話『涙の板前慕情』

朝。 着替えをおこなう民ちの目元はうっすら赤くなっているが、彼女は一度首を振って仕事へ取りかかろうとする。 修羅場を見てしまった。 そんな緒花は民ちと遭遇しても気まずくなるだけ。 「喋るな。声かけるな息もするな!」 死ぬがな(´・ω・`) そんなところで菜子と巴がやってきて、民ちに何かあったことを悟る。 緒花が徹に関する事情を説明したところで、 「その話。…

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花咲くいろは 04話『青鷺ラプソディー』

次郎丸は掃除役として喜翆荘で活躍していた。 「おはようございます!」 そんなところへ制服姿の緒花登場。 「制服っていうのは、少女の持つ清楚な魅力を存分に引き出して」 「次郎さん」 若旦那の縁に止められ、次郎丸はすぐさま裏庭の掃除へ向かう。 「あの人、浴場の掃除はやたらとうまいんだけどさ」 そういう知識もあったのかなw 緒花は民子を呼んで一緒に学校へというところ…

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花咲くいろは 03話『ホビロン』

「うざい。ちっちゃいくせに声でかい。死ねって言うなって何なのアイツ。ふざけんな死ね」 そんな愚痴をこぼしながら、民子は仕事をおこなう。 太朗は朝食をいらないとことで、彼の分の干物を食べちゃおうと言う巴であったが、菜子はそれに乗らず。 「心の準備です」 そう言うのも無理はない。 「復讐のまかない」 それが待っているのだから。 「私は食べる」 民子は強い決意を…

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花咲くいろは 02話『復讐するは、まかないにあり』

『誰かに期待しても、傷つくだけだ』 授業参観に来ると約束したが、母は来なかった。 だったら最初から期待なんてしなければいい。緒花はそう学んだ―― 喜翆荘の朝がやってくる。 民子にとってのそれは早朝……であったが、緒花はそれ以上に早く起きていた。 仕事のことが何もわからずとも確かに悔しさを感じていた緒花は、約束したのに授業参観に来なかった母の教えを思い出す。 たとえ…

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花咲くいろは 01話『十六歳、春、まだつぼみ』

「ママ。あたし、ママの子じゃないの」 松前緒花の衝撃的発言。 しかし、それはアイディアの一つのようなもの。そんな人生であれば刺激的で面白いのに。というより、この母親の子でありたくないという思いが暗にあるのだろうか。まあどうだっていいや(´・ω・`) 松前家に電話がかかってくる。仕事の催促だと直感した皐月は緒花に出るように言うが、電話の相手は皐月の彼氏さんであった。 ともなれば喜ん…

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