ちはやふる 25首『もれいづるつきのかげのさやけさ』

周防名人は一字決まりの他に一字目で判別できる札が21枚あるのだという。 かるた界では聞き分けの能力を“感じ”というため、周防名人は最高に感じがいい選手と言える。そんな解説が入っているところ、周防名人は耳をいじってふっと吹くとんでもない態度を見せる。 この者こそが感じのいい選手なのだ。 『感じ悪いのに!』 言葉って不思議ね(´・ω・`) この試合の読手を務めるのはきょこたん。…

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ちはやふる 24首『をのへのさくらさきにけり』

太一の家のテレビが60インチだから。とことで、名人戦クイーン戦を太一の家で観ることにした千早……だが、太一ママンが家にいた(´・ω・`) お昼だと思っていた舞台が実は夜で、千早が来るならいて良かったと言う太一ママン。 「ゆっくりしていきなさいな。太一がかるた部とやらでお世話になっているんだもの」 殺気出しすぎですぜ(´・ω・`) 嫌われているであろうことを自覚する千早は、怯えなが…

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ちはやふる 23首『しろきをみればよぞふけにける』

試合を終えた山本に“期待”という名のプレッシャーを再びかけるのは北野。 でもその期待があったからこそ逃げずにやってこれたのも事実なのだ。 負けた千早は狭い場所にたてこもってしまう。 太一らの呼び掛けにも答えず……そんなところで須藤がやってきて、坊主になるという約束を守るよう念を押す。 太一らは自分たちが坊主になるからと許しを請うものの、須藤は「えー(´・ω・`)」。 そこへ原田…

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ちはやふる 22首『うつりにけりないたづらに』

千早の次の対戦相手は翠北会の山本由美。 彼女は何者かと言うと…… 「前クイーンだ」 とことで、そんな強豪と早々当たることになり、緊張な面持ちで臨む千早。 一方、山本は超ローテンション。予選に出ている自分に嫌気を感じていた。 そんな山本の陣の札は一字決まり5枚、三字決まり7枚、あとは二字決まり。攻め放題の形に千早は喜ぶ。 で、目の前にいる山本がクイーン位についた時のことを思…

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ちはやふる 21首『わがころもでにゆきはふりつつ』

定期テストが無事終了。 東日本予選まではあと三日だ。 太一たちが部室に向かうと、そこでは既に千早と机くんが試合を始めていた。 机くんが1枚を取る。いつもであればそのことに対して千早の首が振れてしまうのだが、今回は微動だにせず目が札から離れていなかった。 千早は新がやっていた水のようなかるたをイメージすることで頭がいっぱい。それを体に降ろすにはどうしたらいいか模索する…… …

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ちはやふる 20首『くもゐにまがふおきつしらなみ』

部活動。 合間に入った15分の休憩で皆は売店に向かうものの、千早は集中して作戦を立てていた。どれだけ競技線を下げるのが適切か考え、呼吸の大事さを実感する。 しかしクイーンのことを思い浮かべると……速さ以外でどうやって彼女の左手を払拭できるか。千早は繰り返しイメージを重ねトレーニングに励む。 他の部員たちはそんな彼女を見て…… 「あの集中力の……1/10でも勉強に向ければ、学年順位下か…

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ちはやふる 19首『ながらへば』

吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ 千早ほどではないとは言え、会心の取りで手ごたえを感じる太一。 千早の方に目を向けてみるも……彼女はこちらを見ておらず(´・ω・`) 千早が注目するのはD級決勝。 大江と机くんの間に感じの差はそれほどない。しかし、徐々に差が付き始めていた。 それはお手付きの差。無条件で相手との差が2枚つくそれを、机くんは2回お…

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ちはやふる 18首『はなぞむかしのかににほひける』

埼玉県百人一首大会。 今回も袴を身につけ大会に臨む。 大江家族の気合の入りはもちろんのこと、瑞沢かるた部も気合を入れて試合に臨もうとする。 A級になって高校生だけじゃない初めての公式戦とあって、千早は緊張をしていた。プロ野球にデビューする高卒ルーキーの気持ちとのことで、その新鮮な気持ちをもってして初めてのA級大会に臨む。 初めてのA級の試合。 その初戦の相手はかないみ……

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ちはやふる 17首『みちこそなけれ』

瑞沢高校体育祭。 後半のメインイベントである部活対抗リレーの決勝戦がおこなわれようとしていた。 予選を勝ち抜いたのは陸上部や野球部等の予想通りな部活動ばかり……だが、その中に唯一文化部のかるた部も滑り込み。 ただでさえ一年生ばかりのメンバーだというのに、よく入ったものだ。 第一走者の千早はスタートダッシュに成功。勢いそのままにバトンであるかるたを渡して第二走者の太一へ。太一も陸上部に…

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ちはやふる 16首『おぐらやま』

『ちはやふる』ではなく『ちとせふる』。 本編でのあまりの出番の少なさに、6年前のエピソードを引っ提げて千歳がしゃしゃり出てきました~(´・ω・`) 『おとしだま その①』 千歳は千早の分も含めておばさんからお年玉をもらう。そしてその後、千早に今年から決まったルールを教えてやる。10歳以上はお年玉をもらってはいけない、そういう法律ができたのだと。 千早のお年玉も含めて高い服を買う千歳。…

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ちはやふる 15首『つらぬきとめぬたまそちりける』

千早が2枚連取。意地を見せてきた。 とは言え、残り枚数はクイーン7枚、千早が23枚。単純な枚数差を見るにここから勝負がひっくり返るのはなかなかに難しいところだろう。 クイーンも高一の女の子。崩れる可能性があるとも考えられるが、その程度であればクイーンにはなっていないだろう。 千早はまだまだ勝つ気。試合をやっている者としては最後までそのくらいのやる気を見せていていいだろう。 でもクイー…

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ちはやふる 14首『はなよりほかにしるひともなし』

個人戦当日。 前日のこともあってだろう。大江は袴着用を義務付けず、皆は涼しい格好で臨もうとしていた。 千早も復帰。 体調は万全と言い切れないかもしれないが、ほぼそれに近いだろう。 個人戦は団体戦と違って予選なしのため、参加者は400人を超える。 千早はA級、太一と肉まんくんはB級、机くんと大江はD級。バラバラになるが、階級ごとの戦いとあって実力は拮抗しているだけにそれはそれでや…

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ちはやふる 13首『きみがため』

近江神宮。 かるたの聖地へとやってきた!(´・ω・`) 拝礼の基本である二拝二拍手一拝で、まずは必勝祈願をおこなう。 礼儀正しくしてこそ、願い事は叶えられるのだろう。でも千早は神様に高望みなんてしない。 『奇跡はいりません。 みんなにアクシデントが起こりませんように。 練習通りの力が出せますように』 参拝も終え、千早達は階段を下る。 そこでとある女子高生とすれ違い―― …

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ちはやふる 12首『むらさきのゆきしめのゆき』

全国高等学校かるた選手権大会東京都予選。その優勝校は瑞沢高校に決まり、千早たちは表彰を受ける。 皆でとった初めてのトロフィーを手にし、改めて勝ったことを実感する千早。 いいものだ、うむうむ(´・ω・`) 式が終わって千早たちは喜びを分かち合うが、そこにヒョロが飛び込んでトロフィーに抱きついてくる。 悔しさはわかるがその行為はどうなんだろ(´・ω・`) とにもかくにも千早たち…

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ちはやふる 11首『あまつかぜ』

白波会の坪口がベスト8に残らない影響で、原田先生は千早らの決勝には間に合うこととなった。 負けていたらそれも意味はないのだが……とことで会場に駆け付けると、そこには一見負けた雰囲気の千早らがいた。 しかし、実際はオーダーについて相談している途中であった。 北央に二人いるというA級の一人は、細目の須藤と見て間違いないだろう。問題はもう一人が誰かというところだが、肉まんくんが一番チビのくり…

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ちはやふる 10首『ゆくもかへるもわかれては』

梅雨のど真ん中の6月。 全国高校かるた選手権大会東京都予選開幕! 名人戦もクイーン戦も袴着用だから慣れておいて損はないという大江の意見のもと、瑞沢高校かるた部の皆ははかまで大会に臨もうとしていた。 他に着ている高校はないのだが、肉まんくんも机くんも制服やジャージより似合っているからいいのだ。 「まるで、巡業か七五三…!」 えー……!?(´・ω・`) そんな二人はともか…

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ちはやふる 09首『しのぶれど』

ついにメンバーが5人揃った。 とことで、千早はメンバー表が記入されたメモを女帝に提出する。 各役職は以下の通り。 部長 1-2 綾瀬千早(いつかクイーンになります) 副部長 1-1 真島太一(器用貧乏なB級です) 書記 1-2 駒野勉(頭のいい即戦力) 機器 1-8 西田優征(B級で一番丸い気がします) 会計 1-6 大江奏(頼もしい和歌オタク) 部長はもちろん千早で、副…

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ちはやふる 08首『たえてひさしくなりぬれど』

競技かるたを一緒にしませんかー?(´・ω・`)ノ と、千早たちは朝から積極的に呼び掛けをおこない新入部員を募る。 しかし、それで止まってくれる者はおらず…… 5人でなければ部として認めてもらえない。あともう一人、さてどうしたものか(´・ω・`) 化学。 女帝の授業であるその最中に千早は寝てしまい怒りをぶつけられそうになるが、辛うじてチャイムが鳴って授業が終了し助かることに。…

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ちはやふる 07首『ひとこそみえねあきはきにけり』

CDを使っての練習。 大江が再生と停止を繰り返し、千早と太一が勝負して次々に札を抜いていく。 一字決まりじゃ千早には勝てない。そう考えた太一は場を確認し今の状況をまとめる。 “もも”は“もろ”が出たから“も”で取る。 “わたのはらこ”は“わたのはらや”があるから慎重に囲い手。 “はなさ”は出たから、“はなの”は“はな”で攻める。 “うら”が出たから“うか”は“う”で取る。 “お…

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ちはやふる 06首『けふここのへににほひぬるかな』

千早と太一は人目を憚らずに畳を運んでいた。 周りの者は当然ながらその様子に奇異な目を向ける。 何せ千早も太一も有名人なのだ。千早はかるた部のポスターを貼っていた無駄美人として、太一は実力テストで学年一位として。 そんな目立つ二人がこのようなよくわからない行為をしているのだから、皆からは口々にこう呼ばれる。無駄だ…無駄部だと(´・ω・`) その傍らを弓道部がランニング。 そこにはいる…

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ちはやふる 05首『よはのつきかな』

「悪いけど、電話とかせんといて。かるたとか、もうやってへんから」 その強烈な一言を受けたちはやは、太一と共に駆け込み乗車でなんとか新幹線に乗り込んでいた。 ギリギリ乗る事はできたものの、駆け込み乗車をしなければならなかったのは千早が待ち合わせに遅れたため。 「しょうがないでしょ。昨日よく眠れなかったんだから」 遠足前の小学生ですかい(´・ω・`) この旅は千早が姉に借金まで…

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ちはやふる 04首『しつこころなくはなのちるらむ』

引越しの荷物がまとまり、部屋はもぬけの殻となった。 新はそれを寂しそうに見つめる……とそこで、誰かが背後から新を押してくる。 振り向いてみると、そこにいたのは千早と太一だった。 「次会う時は、かるたの全国大会だからね」 うむ(´・ω・`) その頃には千早はA級選手になってると言い、太一は名人になってると言う。それに便乗し、千早はクイーンとも。 そんな二人と、別れの時がやってきてし…

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ちはやふる 03首『ふれるしらゆき』

千早、新、太一の三人は、近所のかるた会へとやってくる。 というか太一もカルタをやるのかという疑問が生まれるところ。彼はカルタをやる暇人ではないとのことだが、あっという間に新を抜いてやると宣言する。と言いつつ、サッカーをサボってきた太一のちょっぴり本気な思いが感じられる。 ともかく、三人は府中市立片町文化センターへと入っていく。 その中の白波かるた会練習場。そこから読手の声が聞こえてくる…

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ちはやふる 02首『からくれなゐに』

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む わたのはら あまつかせ つくはねの みちのくの きみかため たちわかれ…… 番号順にカルタを覚えようとする千早。その次にくるのはあの一句。 ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 新とおこなったカルタ。新に言われた言葉。 千早はそれらを思い出し、頑張るぞーと元気よく教室に向かう…

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ちはやふる 01首『さくやこのはな』

難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花 新入生の中に、モデルの綾瀬千歳の妹がいる。そのことが噂になり、瑞沢高校は素敵な春を迎えていた。 彼女がいるというロビーへと急ぐ男子生徒達。彼らの足に、とある手作りポスターが引っかかる。 『競技かるた部を一緒に作りましょう!』 そこには1年2組の綾瀬千早まで声をかけるようにと書いてあった。 「すいません」 …

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