世界一初恋2 12話『Love is a bitter-sweet.』

電車の中。 律が席に座り高野が立つ状況になっており、高野は眠いから席を譲ってくれと律に言う。しかし、律は嫌ですとその上司命令を断る。なんて冷たいか。高野は病み上がりだというのに。それも誰かさんと一緒にずぶ濡れ素っ裸だったこともあるというのに……ね(*´・ω・`*) 別の席が空いたとことでそっちに座る高野。 なんでああもツンツンしているのか、昔はもっと素直だったのに…と、高野は昔のことを…

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世界一初恋2 11話『Love makes the world go round.』

会議が終わり、高野は横澤に声をかける。 律の企画書の件で話を振り、昨日彼に何を言ったのか横澤に訊く。横澤は何も言っていないと答えるも、高野にはそれが嘘だとわかっている。 「あいつがああいう顔をしてる時は、決まってお前が何か言った時だ」 横澤としてみれば別にたいしたことは言っていないつもりなのかもしれないが、やはり彼の態度は威圧的である。だから高野は、横澤の律に対する態度は自分への感…

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世界一初恋2 10話『Love goes never without fear.』

昔。 律は嵯峨先輩が読んだ本は全部探し出して借りていた。面白い本もあれば律には合わない本もあったけれども、まず何より先輩と本の中で同じ空間を共有できたことが嬉しくて…… 本社までタクシーを使った律は、降りるところをちょうど高野と横澤に見つかってしまう。 原稿受け取りにわざわざタクシーを使っているのかと問われるもののそうではなく、今回は事情があるのだ。しかしそれもはっきりと言える…

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世界一初恋2 09話『Love is blind.』

乙女部内での会議。 木佐はぼんやりとしてしまっており、話についていけず。ここのところ集中力がなさすぎることを高野に指摘されてしまう。 原因は木佐自身わかっているのだ。雪名のことだって…… 雪名が女とともにホテル街へと消えていった。それを目撃して以降、木佐はまったく連絡をしていなかった。雪名からは何度もメールや電話がきているのだが、一度も返事はしていない。 木佐がショックだったのは…

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世界一初恋2 08話『Love and envy make a man pine.』

待ち合わせをするイケメン。 そのカッコよさには、すれ違った街行く女性は皆振り返ってしまうことだろう。 そんな彼のもとに、待ち人が現れる。 木佐翔太。ようやくやってきた木佐のもとに、罪深い美しさを持つ雪名皇が駆け寄っていく。 キラキラしている雪名に対し、朝帰りの木佐は元気がない。 「朝帰りって何ですか!? まさか浮気!?」 仕事帰りです(´・ω・`) 疲労困憊の状態では雪…

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世界一初恋2 07話『Actions speak louder than words.』

目覚まし時計に起こされた率は慌てて準備をする。 朝食は10秒チャージでGO!(´・ω・`) この日は年に一度の、編集全員がスーツを着る日。律が部屋を出ると、ちょうど高野も部屋を出たところだった。 エレベータのところで近所のおばさんに挨拶すると、お二人は何のお仕事をしていらっしゃるのかしらと訊かれる。普段は昼ごろに出社し夜遅くに帰ってくる生活を続けていたため、もし騒音等のご迷惑をおかけし…

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世界一初恋2 06話『Love is without reason.』

あれは何年前だったか。 本当に欲しいものはいつだって手に入らない。そう思っていた頃のことだ。 彼はいつも…… 井坂はバスの中で目を覚ます。と言っても、乗り物の方ではなく浴場の方。とっとと出社の支度をしろとのことで、井坂は世話係の朝比奈に起こされる。 湯からあがったらば拭けと命じるも、世話係だからといってそこまではおこなわず、朝比奈はタオルを投げつけるのみ。 この日は9時…

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世界一初恋2 05話

『Follow love and it will flee thee, flee love and it will follow thee.』 年も明けて心機一転。清々しい気分で仕事をしている……わけもないのが乙女部(´・ω・`) 新年早々からこんな状態になっているのは、バレンタインというなんかよくわからないイベントのため。それに合わせて雑誌も大特集号を作らねばならないからだ。 律は要…

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世界一初恋2 04話『Delay in love is dangerous.』

お風呂には芳雪が先に入り、次は千秋の番。 汗まみれなのに後で入ると言うから、芳雪は連れて行こうかと冗談を言うものの余計なお世話ッス(´・ω・`) 明日は原稿の受け取りがあり朝早いとのことで、芳雪は帰ろうとする。 うちから行けばいいじゃんと言う千秋だが、そういうわけにはいかない。 「ここにいると、朝出かけたくなくなるからな」 その理由は明白なのだが、それに気付けない千秋の何と…

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世界一初恋2 03話『Lingering love breeds mistake.』

夜中の1時過ぎ。 真っ白い原稿はあと7枚。千秋とそのアシスタントらは芳雪ら編集とともに懸命に作業を続けていた。 ここ数日は1時間睡眠であるため、芳雪にもだいぶ疲れが見える。それを気にする千秋だが、千秋自身の方が顔も赤く調子が悪そうだ…… 「無理をさせてすまないな」 こうなった経緯…… 表紙カラーをやることになるという話が舞い込んだ。差来月かと思われたが、来月発売号とのこ…

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世界一初恋2 02話『One cannot love and be wise.』

あの頃、律はずっと勝手に想像していた。 クリスマスには先輩と二人でケーキを囲んでプレゼントを交換。蝋燭のオレンジ色の光の中で、きっとそれはキラキラしてドキドキするものなんだろうって―― ――そして十年後。 この日も締切が迫って大慌て。 クリスマスって何? 美味しいの?(´・ω・`) 吉川千春と完全に連絡がとれないからと直接その家に向かう羽鳥など、乙女部は年末進行に苦しん…

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世界一初恋2 01話『A good beginning makes a good ending.』

エメラルド編集部。通称乙女部。 原稿締切日にも関わらず、誰一人として原稿があがっておらず。きっと律はなめられているのだろう(´・ω・`) 最近になって、律は雑誌の進行係を任されるようになっていた。 進行係とは、雑誌発売までのスケジュールを管理する仕事。まず、印刷所と校了までのスケジュールを相談し、それに合わせて編集が漫画家から原稿をとり、進行係が入稿していく。恐らく、高野は律に雑誌を作…

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世界一初恋 12話『After a storm comes a calm.』

高野のことをようやく立ち直らせた。 そう考えれば、横澤が律の存在を疎ましく思うのもごもっともだろう。 そんなところで高野がやってくる。 彼が横澤と話す間に、律は急いで自室に入ろうと鍵を探す。そんな中、高野は横澤が持ってきた猫を可愛がる…… 自室へと入り、律は思い出す。 高野が胸に抱いていた猫。それは昔先輩が拾った猫なのだと。 それをなんで横澤が飼っているのか。またもそういった…

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世界一初恋 11話『It never rains but it pours.』

目を開けるとそこは玄関だった(´・ω・`) 今日は部決会議があるとことで、律は慌てて家を出て会議へと向かう。 部決会議とは、出版する本の部数を決めるために各部署のトップが集まって相談する会議。律は今回それに特別見学させてもらうことになった。 会議は何故か喧嘩腰。 いつもこうなのかはよくわからないが、律はヒヤヒヤ。 そんな中意見を求められても……ねぇ(´・ω・`) 会議…

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世界一初恋 10話『Absence makes the heart grow fonder.』

千秋は徹夜の作業を終え疲労困憊。 芳雪からは『全て受け取った。』とだけ返事が返ってくる。 むふぅ……(´・ω・`) 柳瀬は疲れ切った千秋の絵を描く。 柳瀬なら自分を描いた方が素敵になるかもしれないが、柳瀬が描いているからこそ相手は千秋であるべきなのだろう。 千秋は構わず立ち上がって食事をとろうとするが、ゴミ箱につまずき転びそうになる。それを支えるのが柳瀬。 (*´・ω・`*) …

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世界一初恋 09話『The die is cast.』

木佐は仕事に集中できないでいた。 理由は分かっている。雪名以外にありえないだろう。 その雪名からメールが届いていた。 ディスプレイが完成したとのことで、その画像を添付、一度来て下さいとのこと。 しかし行ける訳なかろう。今は彼のことで頭がいっぱいなのだから。 先日。 雪名にキスされた木佐はすぐに店を出ていってしまった。 もちろん、キスの理由は聞いていない。 いつもの…

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世界一初恋 08話『Looks breed love.』

世の中には王子様がいる。 チャラチャラした奴が嫌いな木佐でも好きになってしまう男が、そこにはいた。 とことで、とある書店。 生まれてからこのかた男しか好きになったことがない木佐。しかも面食い。まともな恋ができる訳ないと考える彼は、見てるだけを決め込む。 そんな彼が次にそのターゲットとして定めたのが書店員の雪名だった。 彼は店先で女の子と話してばかりで、一見不真面目そうに見え…

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世界一初恋 07話

『Coming events cast their shadows before them.』 学校の図書室。 律はそこですやすや眠る、とある男子生徒を見かける。 その時パンダが動いた。……という本をその男が読んでいたことを確認した律は、貸出カードを確認する。 相手の男・嵯峨政宗は『明日は、晴れるかもしれない』などの本を読んでおり、律は少しでも先輩のことを知りたいがためにその本を手に…

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世界一初恋 06話『Go to the sea, if you would fish well.』

楽しい温泉旅行♪ ……に行ったは良かったものの、そのせいで仕事が切迫してしまう。 編集は待つのが仕事だと言う柳瀬だが、彼は芳雪に厳しい気がする。 『あんなことしといて……』 それは以前見たキスのこと。 それが事実であれば柳瀬はツンデレだということか。 千秋は改めて3人の関係を確認してみて、自分が柳瀬の好きな相手を奪ってしまったことに気付く。 柳瀬にも芳雪にも言うこと…

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世界一初恋 05話『Love is lawless.』

「つまらない」 羽鳥芳雪は吉川千春にはっきりとそう言う。 千春は売れっ子漫画家。だからこその驕りが見えるとのことで、担当編集の羽鳥は厳しい言葉をぶつけていた。 肝となるシーンをギャグで流してはいけないとことで、そこを中心として千春は修正に入る。 羽鳥はサイン会のオファーがまた入っていたことを彼に告げ、それをいつものように断る予定だとも告げる。 それは、千春が男であるから。そ…

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世界一初恋 04話『Adversity makes a man wise.』

横澤が高野のもとを訪れたのは何故か。律にはそれが気になっていただろうが、それは相手の横澤としても同じところだろう。 深夜だというのに律は高野の部屋で何をしていたか。それには、ネームを見てあげてたと言うしかないだろう。実際、それは事実なのだし。 律が涙目であったのは仕事に関して厳しいことを言われたためだと判断した横澤だが、それに関しての事実は違う。 律はそれに反論しようとするも続かない。…

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世界一初恋 03話

『In love there is both dotage and discretion.』 高野のことを理不尽に叱りつける営業。 全ては営業が悪いのだが、それをすべて編集に責任転嫁する営業のなんと情けないことか(´・ω・`) そしてそれを優しく説明してくれる美濃奏さんのなんと優しいことか(*^ω^*) かなで……(*´Д`) 部数決定の流れ。 本ができたら、それを編集と…

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世界一初恋 02話

『A man has free choice to begin love but not to end it.』 今月の販売ランキングにて、律の担当した本が売り上げ上位を占めていた。そのご褒美として高野がくれたのは熱いキス……なんてのは当然ながら夢の話。 目覚めた律がどんな気分かというと…… 「最悪だ」 あらん(´・ω・`) 原稿ができてない。職場が修羅場を迎えてる…

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世界一初恋 01話『First impressions are the most lasting.』

図書室。 とある一冊の本をとろうとして手を伸ばすと、もう一人その本をとろうとしている者がいた。 それはいつも遠くから見ていた憧れの人。その人とまさかこうしてお近づきになれるとは、思ってもみなかっただろう。 緊張と喜びが溢れ出る瞬間。 「好きなんです」 正直に胸の内を打ち明ける。 それが、全てが純粋だった頃―― ――そして10年後。 小野寺律、25歳。 すっか…

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